相続に必要な手続き⑥~相続税の申告・納付

相続に必要な手続き⑥~相続税の申告・納付

相続税が課税されるのはどんな時?

相続税は、亡くなった方全てにかかるわけではなく、一定額以上の遺産を残して亡くなった方にだけ課税される税金です。

その一定額のことを「基礎控除」と呼びます。

基礎控除額は「3000万円+600万円×法定相続人の数」という式で求めることが出来ます。

例えば、亡くなった方の法定相続人が2人だった場合は、3000万円+600万円×2=4200万円が基礎控除額となるので、遺産が4200万円以下であれば相続税は一切かからず、申告も不要です。

また、配偶者が相続によって財産を取得した場合は「配偶者の税額軽減」という特例によって「1億6000万円」か「配偶者の法定相続分」のいずれか大きい金額まで無税になります。

この特例を利用すれば、財産が1億6000万円以下の方であれば配偶者に全額相続させれば相続税はかかりません。しかし、もしも配偶者が全額相続してしますと、配偶者が亡くなった際(二次相続)の相続税が非常に高額になってしまうので、一次相続・二次相続をトータルで見ると逆に負担が大きくなってしまう可能性があります。

今現在、どのくらいの人が相続税を払っているかというと、平成30年の統計では8.5%となっています。

相続税が発生したら、申告・納税をしなくてはならず、申告期限は亡くなった日の翌日から10か月以内と定められています。

相続税対策として、生前贈与、不動産、養子縁組、生命保険加入など様々な方法があります。

しかし制度が複雑で、対策方法を誤ると逆に不利になってしまうこともあるため、不安な時・自身が無い時は税理士等の専門家に相談すると良いでしょう。